エッジコンピューティング処理に最適なDDR4メモリ
プロセッサ、FPGA SiP などの宇宙グレード・ デバイスとの組み合わせに最適な DDR4 コンパニオン チップ。
4/8GB耐放射線DDR4メモリ・マルチチップパッケージ(MCP)は、宇宙用組込みシステムに適した超高密度メモリ・ソリューションです。
このスペースグレードのDDR4メモリは、スペースに制約のある高密度実装の必要な衛星設計において、最小限の基板面積で高いレベルの性能を実現します。DDR4コントローラを搭載したプロセッサやFPGAと組み合わせて使用でき、Teledyne e2v SpaceバージョンのQormino® Common Compute PlatformにLS1046クアッドコアプロセッサ(QLS1046-4GB Spaceバージョン)と共に実装されています。耐放射線データを含むデータパッケージが併せて提供されるため、設計者はリスクを最小限に抑えながら迅速に基板を開発することができます。
宇宙用としての主な特徴
宇宙用としての品質認定
- NASAレベル1まで(NASA EEE-INST-002 – Section M4 – PEMsに基づく)
- ECSSクラス1(ECSS-Q-ST-60-13C)まで
耐放射線性
- SEL LET しきい値 > 60.88 MeV.cm²/mg
- SEU LET しきい値 2.6 MeV.cm²/mg、 Upset断面積 @ 60.88 MeV.cm²/mg = 8.73E-12 cm²/bit
- SEFI LET しきい値 2.6 MeV.cm²/mg 、60.88 MeV.cm²/mgでのSEFI断面積 = 4.17 E-4 cm²/device
- TID:100 krad(Si)
高性能、コンパクト、フォールトトレラント
- 4GBと8GBの2種類の容量
- 72ビットバス幅 – (通常64ビットデータ+8ビットECCとして使用可能。シングルビットエラー訂正、デュアルビットエラー検出を提供)
- 2.1GT/sおよび2.4GT/s(最大150Gbps)の転送速度
- 寸法:15mm × 20mm × 1.92mm
- 温度範囲: [-40 ; +105]°C または [-55 ; +125]°C
世界最小の宇宙システム用耐放射線4GB DDR4メモリー
Teledyne e2v Semiconductorsは、宇宙システム用の世界最小耐放射線4GB DDR4メモリーを発表します。これは、Teledyne e2vの宇宙用プロセッサまたはサードパーティの宇宙用FPGAとの組み合わせに最適な高速コンパニオンチップです。このメモリーは、最も過酷な環境に耐え、厳しい温度変化や放射線被ばくの下でも問題なく機能します。
Alpha Data の Space 2.0 用 Versal コア開発キット、ADK-VA600でTeledyne e2v 8GB Space DDR4を使用
Alpha Data が提案する Space 2.0 用 ADK-VA600 Versal コア開発キットは、AMD XQR Versal AI Core VC1902 アダプティブ高性能 SoC により業界に革命をもたらします。 Teledyne e2v 8GB 耐放射線性 DDR4 を統合したこの Space 2.0 開発キットは、クラス最高のテクノロジーを 6U VPX フォームファクタに実装しており、宇宙ソリューションの新時代を切り開きます。耐放射線ソリューションのリファレンスとなる ADK-VA600 は、軌道上での次世代の適応型データ処理と機械学習の展開の開発を可能にします。
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NE 26S 220040 | 100krad TID report for DDR4T04G72 Rev A |
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宇宙用耐放射線4GB DDR4