e500 Power Architecture™コア搭載1.2GHz耐放射線QML-Y プロセッサ
PC8548は、最大1.2GHzで動作するPower Architecture® e500コアを実装しています。ネットワーキング、ストレージ、および汎用組み込み用途に必要なシステムロジックを実装した一体型SoCです。シリコンリビジョンはバージョン2.1.2です。
Teledyne e2vは、セラミック非ハーメチックフリップチップ宇宙用ソリューションの一部として、PC8548を宇宙用耐放射線プロセッサとして提案しています。さらに、PC8548は、QML-Y認証を受けています。
このデバイスは、NXPのCMOS 90nm SOI技術を利用しています。吸収線量試験(線量率600~1000Rad/h、総線量100KRadまで)および重イオン試験(合計SEL耐性86MeV.cm/mg)に合格し、放射線耐性デバイス(「Rad Tol」)として、宇宙用途への適性が実証されています。
放射線試験の結果と品質グレードから、このデバイスは、長期任務やGEO衛星等の宇宙用途全般に使用できることが証明されています。
PC8548の機能の詳細については、データシートをご覧ください。
暗号化機能の付いたPC8548Eの供給状況については、Obsolescence ManagementのGE231481をご覧ください。暗号化機能の付いていないものは、引き続きサポートしています。
お問合せフォーム
TELEDYNE e2vのエキスパートがすぐに回答します。