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Teledyne e2v の Quad ARM® Cortex®-A72 モジュール QLS1046 の宇宙対応給電方式

プロセッサ、FPGA 、ACAP など演算能力の高いデバイスは、宇宙空間でのエッジコンピューティングアプリケーションで負荷の高い計算を実行するために使用されます。対象となる用途は幅広く、人工知能(AIAI)、自動誘導、通信から地球観測の画像・映像処理まで多岐にわたります。この種のIC を搭載したボードを設計する際の課題の一つとして、以下のとおり適切な給電アーキテクチャを実装することが挙げられます。

  • これらの複雑な構成要素のさまざまな機能ブロックに給電するには、複数の電圧レールが必要となる。
  • 電源投入時には、複数の電圧レールを適切に立ち上げる必要がある。
  • 使用されるプロセスノードが微細化されているため、低電圧で大電流の電源が求められる。
  • 宇宙環境では、システム全体の消費電力を削減して放熱を容易にするために、電源効率をできる限り高める必要があ

Teledyne e2vは、宇宙でのエッジコンピューティングを支援するために、プロセッサ、メモリ、処理モジュールなどの宇宙対応デジタルコンポーネントを提供しています。QLS1046 Space は、Quad ARM® Cortex® A72 プロセッサと4 GB または8 GB DDR4 メモリを実装した高性能演算処理モジュールです。テキサスインスツルメンツ(TITI)は、宇宙放射環境でTeledyne e2v のデジタル製品に給電するための要件を満たす、宇宙対応の給電IC を提供しています。

このホワイトペーパーでは給電方式を実装するための方法論を説明し、TI の部品を使用したQLS1046 Space 用の給電方式を提示します。まず、Teledyne e2v QLS1046Space モジュールの概要について説明します。次に、電源容量の特定と構成要素の選択について説明して最後に、詳細な実装方法を紹介します。

こちらをクリックすると、当社のホワイトペーパーをダウンロードして詳細をご確認いただけます。

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