Teledyne e2v、低ノイズのグローバルシャッターピクセルを搭載した、業界最小の2MPおよび1.5MPのCMOSセンサーを発表
新しいTopazセンサーはモバイル用途に最適、パフォーマンスで妥協することなく魅力的な価格を提供。
2021年9月14日、フランス、グルノーブル — Teledyne Technologies(NYSE: TDY)の傘下にあるTeledyne e2vは、2MPと1.5MPの新しい解像度デバイスを備えた産業用CMOSセンサー、Topazシリーズを発表しました。1920 x 1080と1920 x 800ピクセルフォーマットの新しいセンサーは、最先端の低ノイズ、グローバルシャッターピクセル技術の採用により強力なソリューションを提供し、さまざまな用途向けのコンパクトなモバイル設計を実現します。
4.45 mm幅の小型チップスケールパッケージ(CSP)に収められたTopazセンサーは、パッケージのメカニカル中心と光学アレイの中心が高精度で一致しており、スリムなカメラを設計できるようになります。このため、これらの新型センサーは特に、小型OEMバーコードエンジン設計、モバイル端末やスレッド型端末、IoT、非接触型認証システム、ウェアラブルデバイス、ドローンおよびロボティクス向けとして最適です。ピクセル内CDS(相関二重サンプリング)と最先端のデュアルライトガイドを採用した2.5µmの小型グローバルシャッターピクセルにより、1/3インチの光学フォーマッがを可能になり、低照度での良好なSN比と、鮮明なイメージを獲得するための低クロストークが得られます。
Teledyne e2vでCMOSセンサーのマーケティング部長を務めるGareth Powellは、次のように述べました。「最新の物流、小売、および生産用途では、生産性とスループットの強化に加えて、より長いワーキングデイスタンスが求められます。新しいTopazセンサーは、こうした要件を念頭において開発されており、ハイボリューム用に優れたコストパフォーマンスを発揮します。また、このセンサーの設置面積は非常に小さいため、世界最小のOEMバーコードエンジンや最薄モバイルプラットフォームを駆動するのに最適です。」
主な特徴:
- 最先端の2.5µm x 2.5µmグローバルシャッターピクセル
- 典型値3エレクトロンの低読み出しノイズ
- 弱光下での優れたSN比パフォーマンスおよび短露光時間
- 優れた高温パフォーマンス向けの超低暗信号
- 8ビット出力モードで100フレーム/秒を超えるフレームレート
- CPU、ISP、およびその他のアプリケーションプロセッサーとシームレスな接続を実現する、2レーンMIPI出力(それぞれ2Gピクセル/秒)
- 高速ウェイクアップモード – 電源投入後10ミリ秒以内にデコード、またその他の有用な機能
現在、サンプルと評価キットを提供中です。詳細については、当社にお問い合わせください。
Topazの詳細については、2021年10月5~7日にドイツのシュツットガルトで開催される、VISIONのTeledyneブース8B10でお問い合わせください。
報道関係お問い合わせ先:
Yuki.chan@teledyne.com
編集者への注記:
Teledyne e2vのイノベーションは、ヘルスケア、ライフサイエンス、宇宙産業、輸送、防衛および安全保障、工業などの分野における開発をリードします。Teledyne e2vのユニークなアプローチには、市場やお客様の用途における課題に耳を傾けることや、お客様との提携により、革新的な標準、セミカスタム、またはフルカスタムのイメージソリューションを提供して、お客様のシステムの価値を高めることなどが含まれます。
詳しくは、imaging.teledyne-e2v.comをご覧ください。