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16 January 2024

Teledyne e2vが超低照度環境向け次世代高性能CMOSイメージセンサを発表

2024116日、フランス、グルノーブル — Teledyne Technologies 傘下のイメージングソリューションのグローバル・イノベーターであるTeledyne e2vは、従来の低照度CMOSイメージセンサであるOnyx 1.3M の次世代製品としてOnyxMax™を発表しました。この新しいセンサは、極端な低照度条件 (最小1mLux) 向けに設計されています。感度と画像解像度の組み合わせにより、過酷な条件でも小さな物体を検出することができます。これにより、OnyxMaxは科学、防衛、交通カメラ、放送、監視、国境警備、天文学など、幅広いアプリケーションに最適です。

1.3メガピクセル (1,280 x 1,024) を有するOnyxMaxは、モノクロを標準品として提供しており、ご要望に応じてカラーフィルターアレー対応いたします。10 x 10μmのピクセルを有し、Teledyne独自の最先端のHiRho™技術により、850nmの波長で58%の量子効率 (QE) と63%のMTFで優れた近赤外 (NIR) 感度と空間分解能を可能にします。OnyxMaxは2mlux以下でも60FPS動作でSNR 10dBを実現しており、ローリングシャッターモードとグローバルシャッターモードでの動作、75dBのリニアダイナミックレンジを提供します。また、特許取得済みのオンチップHDRモードも搭載しており、最大100dBのシーンダイナミクスを処理できます。

Teledyne e2vのローノイズイメージング担当マーケティングマネージャーであるAriane Le Bonは、次のように述べています。「厳しい低照度環境でも高いパフォーマンスを発揮できるように特別に設計されたOnyxMaxをリリースできることを非常に誇りに思います。このセンサーは、一般的に近赤外 (NIR) でコントラストを失う汎用イメージセンサーよりも大幅に優れた性能を発揮します。OnyxMaxはこれらの条件で素晴らしいパフォーマンスを発揮し、防衛、商業、科学市場から非常に好評を得ています。」

2024年1月30日〜2月1日、米国、サンフランシスコ、 SPIE Photonics West (スピエ・フォトニクス・ウェスト) のOnyxMaxのライブデモをご確認ください。詳細については、Teledyneブース327にお越しいただくか、オンラインでお問い合わせください

ご希望に応じて、資料やサンプルをご用意します。

Teledyne e2vについて

Teledyne e2vのイノベーションは、ヘルスケア、ライフサイエンス、宇宙、輸送、防衛、セキュリティ、および産業市場の発展を牽引します。Teledyne e2vは、市場の声やお客様のアプリケーションへの課題に耳を傾け、お客様とパートナーシップを組むという独自のアプローチを採用しています。標準、セミカスタム、フルカスタムの革新的イメージングソリューションをお届けすることにより、お客様のシステムにさらなる価値をもたらします。

詳細につきましては、CMOS標準イメージセンサー – Teledyne e2v (teledyne-e2v.jpn.com) へアクセスしてください。

Teledyne e2vへのお問い合わせ先:

yuki.chan@teledyne.com